車両協力 Audi japan type R8 Spyder
model stilo-kramelo Anna. Laula.
stylist Nami Nozaki
Kabosu Studios Project
GGG’15
銀ギラAg 12th Photo Exhibitionのお知らせです。
12回目となる写真展、今回の課題は『北九州にゆかりある文学者からイメージする写真』です。
私はリリー・フランキー氏を選ばせていただきました。
リリーさんから私がイメージした写真を、バライタ印画紙にて表現しています。
バライタ印画紙は、保存性が高かく奥行きのあるモノクロ表現ができる印画紙です。
写真用品店でのフィルム、印画紙、薬品の品揃えの減少、価格の上昇などで制限が出てきましたが、
バライタ印画紙にプリントした写真は、やっぱりいいと思うのです。
約一ヶ月の展示になりますので、お時間ありましたら足を運んでみてください。
Saint-Loup-de-Varennes|加藤 淳史
旅立つ日
母(義母)がこの家から出かける最期の日はとても寒い朝でした。
冷たく澄んだ空気の中、旅立っていきました。
遥か遠く西の方角、10京光年も先にある場所だそうです。
お寺の住職がお参りに来てくださり、教えてくれました。
『お母さんいってらっしゃい、80年間おつかれさまでした、今までありがとうございました』
そう言って見送りました。
2014年12月末の出来事で年賀状、喪中のお知らせができなかった失礼をお許しください。
受け取らせて頂いた皆様からの年始の挨拶は励みとなり、助けていただきました。
ありがとうございました。
Saint-Loup-de-Varennes|加藤 淳史
銀・ギラ・Ag写真展 in 珈琲美美 2014
銀塩モノクロ写真展のご案内です。
銀・ギラ・Agは活動を始めて11年となりました。
今年も珈琲美美さんにて展示を行います。
カップから立ち上る珈琲の湯気に眼鏡を曇らせながら、
銀塩モノクロ写真を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2014年11月16日(日)〜11月30日(日)
珈琲 美美(コーヒー・びみ)
〒810-0042 福岡県福岡市中央区赤坂 2−6−27
TEL/FAX:092-713-6024
* 営業時間:11:00am〜(o.s.7:00)7:30pm
* 11月17日(月)・25日(火)は店休日です。
Saint-Loup-de-Varennes|加藤 淳史
加藤淳史実験室 I4
久しぶりの個展のお知らせです。
2014/03/08(土)〜2014/03/21(金祝日)まで写真展を行っております。
Instant labとImpossible filmを使った手法、展示までの行程などすべてにおいて実験的に作品を創ってみました。
ポラロイドのすぐに見れる性質を利用して、日替わりで期間中毎日一枚の写真を入れ替えます。
フェイスブックの加藤淳史実験室 I4にて詳細は確認できますのでのぞいてみてください。
会場は九州安達学園天神ギャラリーiRO-YA福岡市中央区大名1-11-29 山本店舗五号 BAR BEM 2Fです。
平日は18時〜21時 土日祝日は15時〜21時
Saint-Loup-de-Varennes|加藤 淳史
雨の『写真の日』に想うこと
2013年6月1日の『写真の日』は早めの梅雨入りで雨が降っています。
昨日『加藤さんにとって写真ってなんですか?』と質問されました。
正確には昨日頂いていたメールの最後にこの質問が記されていたのです。
このメールに気づいたのが今朝だったのですが、すぐには答えを返信することができなかったのです。
『今日は写真の日なので一日考えて、今日中に答えを出します』と返信していました。
窓の外は雨が降っているので家の中でじっくり考えようかと思いましたが、
今日から開催の『時を削る』東松照明展を見るために出かけることにしました。
初日なので込み合うだろうと予想していたのですが、雨のせいか時間帯が良かったのか人は少なく、
大きくプリントされた作品を一枚一枚ゆっくり見ることができました。
私にとっての写真とはなにか?
今まではこの質問には『出口の見えない迷路』と答えることが多かったのです。
雨の『写真の日』に想うこと。
私にとって写真とは『出口の無い迷路』なのだと思います。
60年撮り続けた東松氏の写真を振り返りながら『写真の日』を過ごすことができました。
Saint-Loup-de-Varennes|加藤 淳史
執筆すること。
ただいま発売中のふくおか経済3月号には、エスプレッソVol.11が綴じ込んであります。
ふくおか経済誌の別冊で、年に2回のペースで発行されている大人のためのライフスタイル応援マガジンです。
ふくおか経済編集部から電話があり、『エスプレッソの特集で愛用品について語ってもらう企画を予定しているので、加藤さんの愛用品について写真と文章を提供してもらえませんか?』とお話をいただきました。
愛用品の写真を撮るのはいくつかのパターンがすぐに思いつきましたが、文章を書くのは少々時間がかかりそう。
締め切り前に数回の推敲を行えるくらいの文章の量だったのですが、印刷された自分の文章を読むと、もう少し読みやすくできたのかなと反省点もありました。
このような機会を与えてもらえたことに感謝です。
お時間ありましら書店にて ふくおか経済3月号を手に取ってみてください。
私の愛用品はカメラですが、弁当箱や万年筆、ラジコンヘリにボルサリーノと多岐にわたる大人の愛用品の奥深さについつい読み込んでしまいました。
エスプレッソVol.11の他の紙面撮影も担当させていただき、ありがとうございました。
『文章の学校』で学んだことで、執筆する勇気を持てたのだと思います。
Saint-Loup-de-Varennes|加藤 淳史
文章のチカラ
文章と写真作品は似ているように思います。
文章を書くことと写真作品を創ることが似ているように思うのです。
文章を学べば、会話でも伝えたいことがより伝わりやすくなるのではと考えていました。
メールを送るとき、写真展をするときの挨拶文、作品についての想いを書くことも楽しくなるのではとも。
日々の生活で文章は大切で、文章を学ぶことで相手が伝えたいことも理解しやすいのではとも考えました。
『文章の学校』に通うことはそんな想いからはじまりました。
文章を学ぶことは、いままで開けずにいた引き出しに手を伸ばすことだったのです。
文章を学んでいくうちに、文章と写真の共通点が見えた瞬間がありました。
どちらも苦労することや、なんども見直す作業です。
他にも表現しづらいなにかが見えたのです。
最後まで読んでもらえる文章を書くこと。
印象に残る写真を撮ること。
文章と写真、どちらもそれが達成できたときの喜びにも共通点があるように思うのです。
『文章の学校』で学ぶこと、なにかに気づく時間だったと思います。