2013年6月1日の『写真の日』は早めの梅雨入りで雨が降っています。
昨日『加藤さんにとって写真ってなんですか?』と質問されました。
正確には昨日頂いていたメールの最後にこの質問が記されていたのです。
このメールに気づいたのが今朝だったのですが、すぐには答えを返信することができなかったのです。
『今日は写真の日なので一日考えて、今日中に答えを出します』と返信していました。
窓の外は雨が降っているので家の中でじっくり考えようかと思いましたが、
今日から開催の『時を削る』東松照明展を見るために出かけることにしました。
初日なので込み合うだろうと予想していたのですが、雨のせいか時間帯が良かったのか人は少なく、
大きくプリントされた作品を一枚一枚ゆっくり見ることができました。
私にとっての写真とはなにか?
今まではこの質問には『出口の見えない迷路』と答えることが多かったのです。
雨の『写真の日』に想うこと。
私にとって写真とは『出口の無い迷路』なのだと思います。
60年撮り続けた東松氏の写真を振り返りながら『写真の日』を過ごすことができました。
13.06.01