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    PROFILE

    JUNJI KATOH

    810-0011
    福岡市中央区高砂1-20-10
    第2小林ビル702 T-BASE
    Mail info@sldv.jp

    1970年生まれ。高校まで京都で過ごし大学入学のため長崎へ。卒業後営業職に就き、写真家を目指して専門学校九州ビジュアルアーツ写真学科入学。福岡市内の写真事務所に勤務後、写真事務所サン・ルゥ・ド・ヴァレンヌ設立。こどもの頃、眠る時にはいつも豹のぬいぐるみを抱いていました。大人になった今、いつもカメラを持ち歩きます。写真のこと、気軽にご相談下さい。

    加藤 淳史

    雨の『写真の日』に想うこと

     2013年6月1日の『写真の日』は早めの梅雨入りで雨が降っています。
     昨日『加藤さんにとって写真ってなんですか?』と質問されました。
     正確には昨日頂いていたメールの最後にこの質問が記されていたのです。
     このメールに気づいたのが今朝だったのですが、すぐには答えを返信することができなかったのです。
     『今日は写真の日なので一日考えて、今日中に答えを出します』と返信していました。
     窓の外は雨が降っているので家の中でじっくり考えようかと思いましたが、
    今日から開催の『時を削る』東松照明展を見るために出かけることにしました。
     初日なので込み合うだろうと予想していたのですが、雨のせいか時間帯が良かったのか人は少なく、
    大きくプリントされた作品を一枚一枚ゆっくり見ることができました。
     私にとっての写真とはなにか?
     今まではこの質問には『出口の見えない迷路』と答えることが多かったのです。
     雨の『写真の日』に想うこと。
     私にとって写真とは『出口の無い迷路』なのだと思います。
     60年撮り続けた東松氏の写真を振り返りながら『写真の日』を過ごすことができました。

    GR

    13.06.01

    Saint-Loup-de-Varennes|加藤 淳史